14年ぶり別府で全日本OP級大会

各選手が海上で熱戦を展開した

 オプティミスト(OP)級のヨットの「第53回全日本セーリング選手権大会及び2022年度JODAナショナルチーム第1次選考会」が20日から23日まで、別府湾沖で行われた。別府市でOP級の全日本大会を開くのは、2007年以来、14年ぶり。全国から80人が参加した。
 20日と21日は風が弱く、ノーレースとなったため、環境問題についての勉強会などを開いた。22日、23日は風も吹いて、7レースが行われた。
 選手は風をよみながら有利なコースを選び、レースを展開。大分県勢では、斉脇倖祐選手(B&G別府海洋クラブ)が39位に入った。同クラブからエントリーした斉脇侑祐選手が64位、森田莉央選手が66位だった。
 また、レース終了後は海上に浮遊しているプラスチックゴミを回収する試みも行い、競技だけではなく、環境問題を考えながら青少年の健全育成に努めた。