全国大会で活躍誓う

3部門での全国大会出場を決めたPONYZ
初めての全国大会を勝ち取ったJEWELRY’s

 別府市内で活動する団体が、全国大会への出場を決め、大会に向けて練習を重ねている。チアダンスとバトントワリングで全国出場を決めた2つの団体を紹介する。
 PONYZ(吉良鮎美代表)は、11、12日に武蔵野の森総合スポーツプラザで開催される「オールジャパン・チアダンス・チャンピオンシップ2021(第21回全日本チアダンス選手権大会・第19回全日本学生チアダンス選手権大会)」に出場する。
 出場種目は、Pom部門ミニスモール編成に小学4年生7人の「PZーbunny」、Cheer Dance部門ユース編成に小学4年と6年の6人の「PZーmimmy」、高校生編成に中学1年か高校2年生までの7人「PZーtamK」。
 九州予選大会は11月に福岡市で行われ、bunnyが4位、mimmyとtamKが1位を獲得し、全国大会への切符を手にした。全国大会に出場するのは10回ほどで、週2回、べっぷアリーナや地区公民館などで練習を行っている。昨年は全国大会ができず、動画審査だったが、今年は、久しぶりの会場で演技を披露することが出来るとあって、子どもたちも厳しい練習を重ねている。
 bunnyでリーダーのうちの1人を務める山本莉己さん(10)は「この大会に出るのは2回目です。動きも揃ってきたので、1回でちゃんと完璧な演技が出来るようにしたい」と話した。
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 JEWELRY’s(上野美和指導者)は、11、12日に幕張メッセで開催される「第49回バトントワリング全国大会」の12日に実施されるバトン編成U15の部門に出場する。全国大会への出場は初めて。
 小学生1人と中学生7人の8人で編成されたチーム。九州予選では、4位に入り、全国大会への出場権を得た。現在は、週3回、別府市立南立石小学校の体育館や地区公民館の体育館などで練習をしている。
 リーダーの中村夢叶さん(15)は「初めての全国大会で緊張しますが、よい結果を残せるように頑張ります」と話した。