ライトアップ散策がスタート

ライトアップされた湯けむりを楽しんだ

 NPO法人鉄輪ゆけむり倶楽部(安波秀男代表理事)は11日午後7時から、「湯けむりライトアップ散策」をスタートさせた。毎週土曜日、来年3月まで行う予定。
 鉄輪地区は、多くの湯けむりが立ち昇る風景を見ることが出来る地域で、冬場の特に寒い日は絶景となる。現在はコロナの影響で観光客は減少しているものの、多くの人が訪れる人気のある地域でもある。一方で、夜間は物静かな地域となる。夜の暗さを逆手にとって、湯けむりをカラフルにライトアップ。約1時間かけて、昼間とはまた違った情緒が楽しめる街歩きを行うことにした。
 これまでも、「湯けむり散策」や「ゆうぐれ散策」を行い、多くの観光客らに喜ばれてきた。湯けむりのライトアップも、2002年の日韓ワールドカップサッカーから始めているが、ライトをLED化し、ライトアップ8カ所中7カ所を巡る散策コースを作った。
 参加者は、鉄輪むし湯に集合し、安波照夫さんの案内でライトアップした湯けむりを巡った。間近で見られる迫力ある湯けむりから、少し遠めに複数のたなびく湯けむりを楽しんだ。句碑公園では、竹細工で作られたオブジェもライトアップされ、存在感を見せた。
 また、高台からは、「別府エール花火」を見ることも出来て、参加者は「夜歩くのは初めてだが、とても感動した」と好評だった。
 次回は18日。定員は20人で、2日前までに予約を。料金は、大人千円、子ども500円(おやつ付)。申し込み・問い合わせは鉄輪湯けむり倶楽部(電話77・2505)へ。