恒松皇樹さん最後の挑戦

若草町の「華つねまつ」で練習する恒松皇樹さん

 東京都文京区湯島にある(有)コダカ花店で修行をしている恒松皇樹さん(23)=別府市出身=は、17日から20日で東京ビッグサイトで開催する第59回技能五輪全国大会のフラワー装飾の部に大分県代表として出場する。大会には年齢制限があり、恒松さんは最後の挑戦となる。
 恒松さんは、2013年に別府市立浜脇中学校卒業、16年に県立大分東高校卒業、18年に県立農業大学校卒業、19年にJFTD学園日本フラワーカレッジ卒業、20年からコダカ花店で修行している。
 今回の技能五輪全国大会は、フラワー装飾のほか42職種1700人が出場する。
 17年に初出場(栃木県開催)、18年に敢闘賞(沖縄県開催)の経歴を持つ恒松さんは「まずはコロナ禍の中、このような大きな大会に出場できることに嬉しく思います。そして、出場の機会を下さった方、練習など支援して下さった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。過去2度出場させていただいた時には、納得いく結果を出すことができませんでした。今回こそは、過去の経験を生かし日々磨いている技術と自分自身を信じ金メダルを獲りたいです!」と決意を述べた。