陸自別府駐屯地で成人行事

成人になっての思いを1人ひとり主張した

 陸上自衛隊別府駐屯地(中村英昭司令)は11日午前8時15分、駐屯地体育館で成人行事として、「新成人の主張」を行った。駐屯地で今年成人式を迎えたのは、第41普通科連隊55人、第3普通科直接支援中隊4人、第404会計隊1人の計60人で、この日は56人が出席した。
 ズラリと並ぶ先輩らを前に、ステージの上で1人ずつ「部隊の戦力になれるように頑張ります」「親孝行する1年にしたいです」「体だけではなく、頭も鍛えていきたいです」「立派な大人になれるように努力します」「失敗を恐れず、様々なことにチャレンジしていきたいです」など、大人の仲間入りを果たして、決意などを語った。
 中村司令(1等陸佐)は「成人おめでとう。それぞれの主張を聞いたが、命をとして国民をお守りするという崇高な職務についたことでみんなは、自衛官になった時点で立派な大人になっていると思う。まずは、感謝を忘れないこと。1人で自力で育った人はいない。関わってくれた人に感謝をしてほしい。2つ目は、志を持ってほしい。どんな自衛官になりたいのか、陸曹になって何をしたいのか。身近な先輩を見習ってほしい。みんなは、部隊の元気そのもの。失敗を恐れず、一生懸命やってほしい。期待しています」と訓示した。