7件のクラスターを確認

 大分県と大分市は2日、3601人に対してPCR等検査を実施し、姫島村を除くすべての市町と県外の10歳未満から80歳以上の男女455人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。人口10万人あたりの新規感染者数は13日連続で過去最多を更新している。
 また、▽別府市内の高齢者施設▽中津市内の幼児教育・保育施設▽大分市内の幼児教育・保育施設▽杵築市内の事業所▽別府市内の幼児教育・保育施設▽大分市内の別の幼児教育・保育施設▽中津市内の高齢者施設ーの7件のクラスター(集団感染)を確認しており、関係者の検査を進めている。
 年代別では、20代70人、10歳未満68人、30代66人、40代64人、10代58人、80歳以上35人、50代34人、60代31人、70代29人。経路別では、不明182人、家族175人、施設49人、知人18人、職場16人、県外7人、医療機関6人、会食2人となっている。
 別府市の感染者数は84人。年代別では、20代18人、10歳未満17人、30代12人、40代11人、60代8人、50代と80歳以上各5人、10代と70代各4人。経路別では、不明36人、家族34人、施設8人、知人3人、職場2人、会食1人。
 別府市以外の市町村等の感染者数は、大分市204人、中津市44人、日田市30人、臼杵市14人、豊後大野市13人、宇佐市と日出町各12人、佐伯市10人、杵築市6人、由布市5人、竹田市、豊後高田市、玖珠町、県外各4人、津久見市3人、国東市と九重町各1人だった。