地域貢献の大変さ知る

昨年12月に退任して感謝状が贈られた阿部忠さん(中央)

 別府警察署(幸野俊行署長)は昨年12月21日に少年補導員を退任した阿部忠さん(73)=亀川四の湯町在住、無職=に1月31日午後1時30分、同署で感謝状を贈呈した。永尾福康別府地区少年警察ボランティア協会長が同席した。
 阿部さんは平成22年6月7日、別府警察署長から少年補導員に委嘱され、以降11年6カ月にわたり上人校区内で活動してきた。28年6月3日に別府警察署長永年協力者表彰を受けている。令和2年ごろから体調不良となり、令和3年12月21日に退任した。
 感謝状を贈呈した幸野署長は「長い間、ありがとうございました。これからも、少年の健全育成にお心配りをしてもらえればと思います」とねぎらった。
 記念撮影後、阿部さんは「いつも平田のコスモスに集合し、亀川交番の代表と交番員に来てもらい、競輪場、関の江、亀川小学校、北部中学校、上人ケ浜公園を周っていました。地域に貢献するというは大変なことと思いました」と述べた。