別府中央LCがベンチ12台を寄贈

田村英昭会長が長野市長に目録を手渡した

 別府中央ライオンズクラブ(田村英昭会長)は創立55周年記念事業として野口原ソフトボール場のベンチ12台の寄贈式を10日午後2時15分、同所で行った。田村会長はじめ、幸重雄介監事ら会員15人、来賓として出席した長野恭紘別府市長、同所を管理する一般財団法人別府市綜合振興センターの江上克美理事長が出席した。
 野口原ソフトボール場には、草野球をしている田村会長がシーズンになると毎週のように訪れており、以前からベンチが古くなっていると感じていた。55周年記念事業としてベンチを寄贈したら子どもたちが喜ぶと感じて、寄贈を決めたという。
 贈呈式では、長野市長に目録を手渡した田村会長が「別府中央ライオンズクラブは今年、創立55周年の節目の年を迎えました。行事が制限される中ですが、私の強い希望もあり、野口原ソフトボール場にベンチを寄贈させていただきました。立派なものが出来たと思います。子どもたちが長く、ソフトボールに取り組んでもらえることを願っています。大切に使って下さい」とあいさつ。
 長野市長が「会員の皆さんには、長らく別府に大きな貢献をいただいていることに感謝申し上げます。ソフトボールを愛好する皆さん、それを応援する皆さんが『別府中央ライオンズクラブに寄贈していただいた。大事に使わないといけない』と思うはずです」とお礼の言葉を述べた。
 写真撮影後、田村会長は「設置されたベンチを見て、立派なものが出来たと思います。野球やソフトボールを楽しんでいただいて、ついてきた子どもたちが『僕もここで頑張りたい』と思ってくれ、野球・ソフトボール人口が、裾野が広がってくれれば」と述べた。