ヴェルスパ大分が別府合宿スタート

初日は軽めのメニューで体を動かすヴェルスパ大分の選手たち

 サッカーJFLに所属するヴェルスパ大分がホームタウンの1つである別府市で11日から、合宿を行っている。13日までだが、練習は非公開。
 実相寺のサッカー場で午前9時半から練習を始め、初日は軽めのメニューで体を動かした。パス回しやストレッチ、キック練習などを行い、お互いの動きを確かめた。少し肌寒い中だったが、選手はキレのある動きで集中しながらも、時折笑顔も見られ、リラックスした様子だった。
 山橋貴史監督(49)は「1月に体づくりから始めて、積み上げてきました。昨シーズンやってきたことの質を上げて積み上げていくことを共通していきたい。失点はリーグ最少だったが、攻守におけるセットプレーの質を高めていくことが課題。今シーズンの初戦はホームで、対戦相手のソニー仙台は強いチームなので、緊張感があるが、楽しみでもある」と話した。
 篠原宏仁選手(28)は「コロナの影響で宿泊しての合宿ができないのですが、練習環境はすごく良くて、サッカーに集中できています。新しいメンバーも入っているので、チームとしてやりたいサッカーについて、意思統一をしていければと思う」と話した。
 2022シーズン第1節は、3月13日午後1時、大分市の昭和電工サッカー・ラグビー場Aコートでソニー仙台FCと対戦する。