別府市は18日、新型コロナウイルスの市内における感染状況を、大分県の発表をもとにまとめた。
直近1週間(11~17日)の感染者数は320人。30代45人、20代43人、80歳以上40人、10代と70代各37人、10歳未満と50代各32人、40代31人、60代23人で、比較的若い世代の感染者が多いものの、医療機関などでクラスターが確認されており、高齢者の感染も増え、全世代でほぼ同じような感染者数となっている。
経路別でみると、家族が最も多く133人、医療機関59人、施設16人、学校4人、知人3人、職場1人。感染経路が分かっていない人は全体の32・5%にあたる104人だった。
「第6波」が始まったとされる1月5日からみると、1954人の感染を確認。「まん延防止等重点措置」は20日で解除されることになったが、感染者数は高止まりしている。
マスクの着用、手指の消毒、こまめな換気、人との距離を保つ、密にならないなど、基本的な感染予防対策を徹底するように呼びかけている。