別府市退職校長会(恵美健二会長)は令和3年度顕彰事業の表彰式を2月28日、3月2日、市立朝日中学校と市立山の手小学校で挙行した。
朝日中学校で挙行された受賞式では、藤原千櫻さん(14)=2年=が受賞した。昨年の県中学校総合体育大会陸上競技100㍍で優勝、九州大会で5位、全国大会に出場した。また、国体強化指定を受ける。
表彰式で恵美会長が「別府市の教育にも協力したいと考えて、顕彰事業を行っています。文化的、学芸的、スポーツ的に優秀な個人や団体を推薦して下さいと学校に頼んだところ、朝日中学校からはあなたが推薦されました。全国標準記録を突破し全国大会に出場、国体の強化指定選手になったという素晴らしい記録や、0・1秒を競う競技で、練習もハードだったと思います。陸上を続けながら、3年生でも朝日中学校で活躍することを祈っています」とあいさつ。
古田展久校長は「藤原さんにとって励みになる賞だと思います。ありがとうございました」と述べた。
記念撮影後、藤原さんは「まだ上がいる中でこのような賞がもらえることが、とても嬉しいです。スポーツも学業も頑張っていきます」と話した。
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山の手小学校での授賞式では、茶木琉聖さん(10)=5年=が受賞した。「とびうお杯」と「第44回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会飛込競技」で優勝した。
表彰式で恵美会長が「茶木さんはとびうお杯で優勝、文部科学大臣賞の受賞などの功績があり、別府市に広めようと考え表彰します。これからも今までの努力を活かして来年度も良い記録を出して下さい」とあいさつ。
和泉充明校長は「茶木さんの今後の将来につながる名誉なことと思います。この表彰が五輪につながるものと思いますので、頑張ってほしい」と述べた。
記念撮影後、茶木さんは「とびうお杯で優勝できたことは、自分が成長したと感じました。表彰台の一番高いところから見る景色は感動しました。今の目標はジュニアオリンピックカップ、関西選手権、とびうお杯で優勝することです。将来は、日本人がまだ取ったことがない五輪で金メダルを取りたいです」と話した。