東アジア文化都市2022大分

ポスターが完成した「東アジア文化都市2022大分」

 東アジア文化都市2022大分県実行委員会(委員長・広瀬勝貞大分県知事)はこのほど、イベントの周知とPRのためのポスターを制作した。
 大分県は、多様な自然に恵まれ、個性豊かな風土を形成してきた。古くは、宇佐八幡文化や六郷満山の仏教文化から、16世紀にはキリシタン文化が導入されるなど、異文化を積極的に受け入れ、融合しながら、特有の文化を創造する進取の気風に富んだ都市として発展を続けてきた。
 大分県だからこそ取り組める多彩な事業を展開し、文化の担い手である県民が芸術や伝統といった様々な文化に親しめる場づくりを進める。さらに、韓国や中国といった東アジア文化都市をはじめとする創造的な都市ともしっかり連携して文化を通じた国際交流や相互理解、価値観の共有を進める。
 ▽「人」を育て活かす▽「地域」を創造する▽東アジアの相互理解と多様性の尊重に貢献するーの3つの目標を掲げて事業に取り組む。
 すでに、「大分アジア彫刻展『紹介展』」や東京タワーレッドライトアップなどのプレ事業は実施済み。4月15日から5月29日まで、大分県立美術館で「コシノ・ジュンコ展」を予定している。
 開幕事業は5月22日に、ビーコンプラザで交流事業と式典を予定している。内容は現在プロポーザルで提案を受けている。また、開幕関連行事として、「別府アルゲリッチ音楽祭別府公演室内楽コンサート」が予定されている。