物品販売店火災予防啓発の防火訪問

消防団女性分団員が火の元の管理などを確認してリーフレットを手渡した

 「令和4年春季全国火災予防運動」(7日まで)の一環で、別府市消防本部は「物品販売店火災予防啓発防火訪問」を7日午後2時、市内の物品販売店(弁当販売店など)10店舗で行った。
 石垣西10丁目のNCフードサービスでは、市消防本部予防課員2人と消防団女性分団員1人が訪問し、火の元の管理などを聞き取った。
 NCフードサービスの恵良友里絵さんは「ガスの元栓などは、みんなで声をかけ合いながらチェックしています。火災が多いと聞きましたので、従業員全員で火災予防に取り組んでいきたい」と話した。
 市消防本部の永路尚道予防課長は「物品販売店、特に弁当屋を中心に出火防止、火災予防、従業員の防火教育を啓発しました。その中でも排気ダクトの清掃、コンロ周りの整理整頓などを呼びかけました。まだまだ空気が乾燥していますので、火の取り扱いには注意していただき、別府市から火災が無くなるようにご協力をお願いします」と述べた。
 別府市内では今年に入り7日まで、11件の火災が発生しているが、弁当屋からの出火はない。過去には発生しているので、注意喚起している。