別府市立の14小学校、7中学校の修了式が25日、挙行された。東山幼稚園でも行われた。春休みは26日から4月7日まで。
市立別府西中学校(杉原勉校長)では午前8時40分、体育館で行われた。
杉原校長が修了証書を、1年生125人を代表して井上大輔さん、2年生141人を代表して都地斗馬さんにそれぞれ手渡した。
続いて、杉原校長が「1年生から2年生、2年生から3年生に進級していく中で、一生懸命することが大事です。いよいよ2週間後にはそれぞれ上の学年になりますので、しっかり春休みに自分が出来ることに取り組んで下さい。別府西中学校で過ごした1年間の教室とは、きょうでお別れになります。1年間の感謝の気持ちを込めて、後輩たちにきれいに使ってもらえるように掃除をして下さい」と式辞を述べた。
1年間の振り返りを生徒代表の古田怜士朗さん=1年=が「入学前は、違う小学校から来た人がどんな人たちなのか楽しみであり不安だったのですが、気軽に話しかけてくれて今は楽しく学校生活を送っています。次は、2年生や3年生の先輩が出来たことです。先輩たちには優しくしてもらい、生徒会や部活動などで何も分からなかった僕に、いろんなことを教えてくれました。来年度は僕にも後輩が出来るので、何か困っている人を見かけたら、声をかけられるようにしたいです。次に温泉マイスターの資格を取ったことです。資格取得を目標にすれば何か変わるかもしれないと思いました。取得後は、自分に自信が持てました」。
西村倫瑛さん=2年=は「自分で考えて行動することです。中堅学年として、日常生活だけでなく、委員会の活動や部活動で先生に言われる前に自分で考えることが増えてきました。部活動では後輩に指示をしたり、代議員では計画を立てて実行したりしました。次は、他の委員会のサポートです。ロングスタディタイムでは学習委員、無言移動では保委員とそれぞれ協力しました。3年生になったら、1、2年生のお手本となり、今よりも人の気持ちを考えられる人になりたいです」とそれぞれ述べた。
最後に、校歌を斉唱して終了した。
都地さん(14)は「来年受験なので頑張るという気持ちと、文化祭や体育祭などの行事が最後なので悔いなく終わるように頑張りたい。2つの学校が統合して、クラスが違うと話したことのない人がいるので、3年生全員がつながって全員が友だちになって卒業したい」と話した。
修了式終了後、生徒は清掃、学年集会、学活を行い、学校を後にした。