別府でシリコンバレー流プログラム

長野市長とトークセッションも行われた

 別府市、日本航空㈱、一般社団法人別府市産業連携・協働プラットフォームBーbizLIKは3月4日から6日まで、「別府×JALスプリングチャレンジ2022~シリコンバレー流アントレプレナーシップ(起業家精神)プログラム~」を開催した。全国から学生18人が参加。
 1月から行っているプログラムで、第1段階は「学習」を行い、第2段階となる今回は「実践」として、別府市内でフィールドワークを行った。
 最終日の6日は、千代町の旧南部児童館レンガホールで西田智博JAL常務執行役員デジタルイノベーション本部長が基調講演。その後、ビジネスプランを発表。飲食店バイトチーム(金澤諒さん、宍戸美優さん、宇田川あみさん)が最優秀賞に選ばれた。
 引き続き、長野恭紘別府市長とトークセッションが行われ、学生から「自然が豊か」「路地裏を歩くと、急かされることがなく心地よい」「方言が素敵」「おばあちゃんの家に帰ってきたような感じだった」などの感想が出た。長野市長は「みんながやりたいことを応援するような町でありたいと思う。迷った時は挑戦する。人生を出来るだけ後悔がないように、自分自身のやりたい事を極める努力をしてほしい」と話した。
 埼玉県から参加した吉田周平さん(24)=東京理科大学=は「エンジニアとして海外で就職したいと思っているので、将来に役立つと思って参加しました。学ぶことだらけ」と話した。