大分県と大分市は5日、2584人に対してPCR等検査を行い、姫島村以外の14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女445人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の感染者数と比べて、2週連続で上回っている。
クラスターは、大分市内の会食、事業所、幼児教育・保育施設、別府市内の学校で確認され、関係者の検査を進めている。
また、19日から28日公表分の検体について、衛生環境研究センター及び大分大学医学部で実施した遺伝子解析の結果、49検体中12検体が、オミクロン株BA・2の疑いだったことを発表した。
年代別では、20代88人、10代77人、40代70人、30代68人、10歳未満57人、50代45人、60代17人、80歳以上12人、70代11人。経路別では、不明178人、家族158人、職場22人、施設と会食各21人、知人18人、県外15人、学校7人、医療機関5人となっている。
別府市の感染者数は36人。年代別では、20代12人、10代6人、10歳未満と40代各5人、30代と50代各3人、60代2人で、2日連続で70歳以上の感染者はいなかった。経路別では、不明20人、家族12人、学校、施設、職場、会食各1人。
別府市以外の市町等の感染者数は、大分市が279人で過去最多となった。次いで、臼杵市16人、由布市15人、中津市14人、宇佐市と佐伯市各13人、日出町12人、日田市11人、豊後高田市と県外各7人、豊後大野市6人、津久見市5人、国東市と杵築市各3人、竹田市と九重町各2人、玖珠町1人だった。