しんきんSDGs私募債で

贈呈式に出席した平野工務店や光の園などの関係者ら

 (株)平野工務店(平野英壽代表取締役、石垣東8丁目)は26日午前11時、大分みらい信用金庫と信金中央金庫のしんきんSDGs私募債「ちいきのミライ」の引き受けに伴う贈呈を社会福祉法人別府光の園に対して行った。
 出席者は、(株)平野工務店から平野代表取締役、平野英太郎取締役社長、社会福祉法人別府光の園から高松右門理事長、松永忠統括施設長、信金中央金庫南九州支店から戸枝茂隆次長、大分みらい信用金庫から嵩地秀雄専務理事、田中真明石垣支店長が出席した。
 贈呈式は、社会福祉法人別府光の園子供センターパーネム1階で行われた。
 平野(株)平野工務店代表取締役から高松別府光の園理事長にオーク材丸脚テーブル3台、オーク材椅子14脚の目録を手渡した。
 平野社長が「地域のために使うなら光の園にぜひ使わしてほしいという思いから、今回の寄贈になりました。本や書籍などにしようと考えていたのですが、松永施設長と相談してテーブルと椅子に決定しました。20年前に光の園全面改修第1期工事をしてから施設内の建物を携わらせていただきました。未来に続く子どもたちの笑顔を、そして子育て支援に何か出来ることはないかと考えたときに、応援したいという思いの中です」。
 高松理事長は「平野工務店には、長い年月にわたり光の園、そして子どもたちのためにご支援ご協力をいただき、ありがとうございました。大分みらい信用金庫と信金中央金庫を通じて浄財をいただき、子どもたちのために寄付をいただいたことにお礼申し上げます」。
 嵩地大分みらい信用金庫専務理事は「平野社長は以前から、地域福祉に積極的な活動をされていました。今回の贈呈についても、光の園のお子さまたちの健康と成長に役立ててほしいという願いがあると聞いております。今回の贈呈にあたり、当金庫ならびに信金中金もその一翼を担えたことを嬉しく思います」とそれぞれあいさつした。
 贈呈式終了後、引き渡し式では(株)平野工務店の友永真夫さんから松永施設長に鍵を引き渡した。
 このあと、感謝状が高松理事長から平野社長、佐藤新市さん、友永さんに贈られた。
 しんきんSDGs私募債「ちいきのミライ」は、私募債発行会社が国内の法人・団体などにSDGs(持続可能な開発目標)達成に向けた用途への寄付を通じて持続的な社会の実現に向けた取り組みを行うことが出来る。