「フロ」もいいけど「フラ」もいい!

メイン会場の北浜公園では、息の合った優雅なフラで観客を魅了
竹瓦温泉前では、日本の伝統的建物の前でハワイの伝統的踊りのフラが披露された

 第5回フラフェスティバルin別府2022(吉野可奈子実行委員長)が15日、北浜公園をメイン会場に、トキハ別府店、JR別府駅、竹瓦温泉などで開催され、大勢の人が参加して「別府でハワイ気分」を満喫した。
 ハワイの伝統芸能であるフラは、自然への感謝の気持ちが込められており、「温泉」という自然の恵みのある別府市でフラを通してコロナに負けない新たな魅力の発信につなげようと3年ぶりに開催した。合言葉は「フロもいいけどフラもいい」。大分県内外のフラやタヒチアンダンス教室の38団体約500人が出場した。
 北浜公園会場とは別に「街なかフラ」として、別府駅、伊予銀行前、やよい天狗前、竹瓦温泉、波止場神社、トキハ別府店大屋根下で午前10時から午後4時まで、一般の飛び入り参加も可能な会場を設置。出演した団体がメインステージでの出番の合間をぬって、各会場でフラダンスを披露。通りかかった人も足を止めて見入っていた。
 竹瓦温泉や波止場神社では、日本の伝統が感じられる建物でハワイの伝統であるフラダンスが行われ、日本とハワイの伝統文化の融合が感じられる不思議な空間を創りだしていた。
 また、ゲストステージとして、ウクレレプロジェクトの「KUMIKO&KAI」やハワイアンバンドの「マナラニ」が出演し、盛り上げた。
 ハワイアン雑貨やハワイアンフードの店も並び、訪れた人にはレイをかけて歓迎。スタンプラリーやフォトスポットもあり、楽しい時間を過ごしていた。