JAべっぷ日出がバケツ苗づくりセット寄贈

バケツを使ってお米づくりを体験するセットを寄贈した

 べっぷ日出農業協同組合(佐藤隆博代表理事組合長)は25日午前10時20分、別府市立鶴見小学校(猪俣比呂美校長)を訪れて、バケツ苗づくりセット75セットを寄贈した。令和元年度から実施しているもので、別府市内6校、日出町内2校に560セットを配布する。
 食育の推進や農業体験を通じて農業に興味を持ってもらうのが目的。田んぼ代わりのバケツにコシヒカリの苗を植え、秋には収穫を行う。
 5年生(69人)を代表して、川野晴妃さん、百﨑琉貴さん、山本莉己さん、藤内星舞さんが出席。佐藤組合長がそれぞれにバケツや苗を手渡して「毎日、美味しいご飯を食べていると思います。大事なお米を育てるためのセットです。立派な実をつけたお米を収穫してほしい。これから暑くなって管理も大変だと思いますが、それぞれが立派なお米を収穫できるように頑張って下さい」とあいさつ。
 子どもたちは「社会や総合の時間で役立てます」「美味しいお米をつくりたい」などと話した。猪俣校長は「3年連続でいただき、感謝しています。泥づくりから始めて、自分で育てることで、農家の皆さんの苦労や体験すると思います。実ったらおにぎりパーティーをしたい」とお礼を述べた。