コープおおいたがウクライナ避難民と交流

コープおおいたの職員が作った料理を味わうウクライナの人々ら

 コープおおいた(青木博範理事長)は25日午前11時、コープ別府店会議室でウクライナからの避難民を招いて食事交流会を開いた。別府市と日田市で避難生活を送っている18人と自治体、青木理事長も出席して約40人が参加した。
 コープの惣菜担当者ら4人がボルシチ、スナタメ(サワークリーム)、バケットに日本のカレーを提供。
 娘が住む日田市に避難し、落ち着いた生活を送っているというスヴェトラさん(57)は「日本に来てからは、日本食が多かったので、久しぶりにボルシチなどを食べることが出来て、うれしい。すべて美味しかった」と話した後で「一番美味しいのは、私が作ったボルシチ」と笑顔を見せた。
 これまではマヨネーズやケチャップを食べることがなかったと言うが、美味しそうに全部食べた。カレーは「すごく辛いけど、美味しい」と少しずつ味わった。
 調理を担当した下郡店惣菜担当の齋藤咲良さんは「正確な味が分からず、インターネットで調べて作ったので心配だったのですが、『同じ味』と言ってもらえて、うれしかったです。ビーツも手に入りにくくて、大変だった」と話していた。