別府市が休業支援金を延長へ

 別府市は、新型コロナウイルス感染症対策休業支援金を延長する。新型コロナの感染状況は未だに高止まりが続いており、市民生活に影響を与えていることから、延長を決めた。
 対象は、別府市内に住んでいる人で、労働者または個人事業主。自身が感染したり、濃厚接触者または小学校などの臨時休業等に伴って、子どもの世話を行うことが必要になり、仕事を休んだ保護者。休業期間中に労働基準法に基づいた休業手当金や健康保険法に基づいた傷病手当金など、給与または事業所得の補てんにあたる公的な給付金などが支給されない人で、市税の滞納がない人。
 休業1日につき、4千円を支給。定休日や年次有給休暇、特別有給休暇は支給対象外。感染者と濃厚接触者は上限10日間、保護者は上限14日間。
 支援対象期間が5月31日までだったのを、来年2月28日までに、申請期間を6月末までだったのを来年3月31日までにそれぞれ延長した。申請は、郵送またはメールで行い、窓口での受け付けはしない。また、不正受給は重大な犯罪になる可能性があるため、適正な申請を呼びかけている。詳しい問い合わせは、産業政策課(電話21・1222)へ。