別府翔青高校がウクライナ支援活動

別府翔青高校商業科生徒がウクライナ産の
ハチミツを使ったせんべいを販売した

 大分県立別府翔青高校商業科3年生が28日、ウクライナ支援活動を行った。
 今回、ウクライナでの紛争を受けて、別府市が避難民受け入れを表明し、すでに数人が別府市に避難している。国際的な問題を身近に感じる中で、高校生として支援活動ができないかと考え、3年商業科「課題研究」の授業で活動内容を考えた。そこで、ウクライナが世界有数の養蜂大国と知り、ウクライナ産のハチミツを使った「ハチミツせんべい」を開発・販売することで支援したいと考えて活動を進めてきた。
 3年生の豊島拓実さん、川中柊侑さん、川内明季さん、澤怜志さん、松田千里さんの5人が同日午前10時から、アライアンスタワーZで行われた「田の湯マーケット」で木之元製菓の協力で出来た「ウクライナ産のハチミツを使ったハチミツせんべい」を販売した。
 5人は同所の壁にA4サイズの手作りのポスターを貼ったり、手に持つなどして歩行者、車のドライバーに、そして来場者には「ウクライナ支援活動をしています。よろしくお願いします」とPRした。多くの人が購入した売上の一部は、ウクライナ難民の支援金として寄付する予定。
 午後からは、JR別府駅BIS南館でも販売した。
 ウクライナ支援活動は今年度、継続して行う予定。