参議院選候補者に聞く

重松 雄子候補(63)=参政党、新

――出馬の動機は
 日本が滅亡しかかっているという危機感から、出馬を決意しました。
――一番訴えたいことは
 「食は命」の本当の意味です。あまりにも利益誘導の社会風潮はおかしいです。第一次産業は破壊され、給食は添加物や遺伝子組み換え食品のオンパレード。結果、発達障がいも増え、教育現場も崩壊しています。がん患者も増え、海外で禁止された抗がん剤を投与して、患者を薬漬けにして、患者も苦しめています。農家の嫁として、元小学校教諭として、結果の出ない不妊治療を受けた者として、食育の重要性を認知した一市民として、参政党が掲げる3つの重点政策▽教育▽食と健康▽国まもりーこれをしっかり訴えていきます。
――岸田内閣について、現政権をどう考え、評価しているか
 よく分かりません。頑張ってらっしゃると思いますが、貧富の差が開いた印象があり、効果は上がってないように思います。
――コロナ禍や原油高騰、物価上昇が続く中、国民生活は厳しい状況だが、国として国民へどのような支援が必要だと考えるか
 輸入食品に頼らなくても、食べていけるように自給率を上げるべきですが、農水省は減反を指示しています。米価は下げられ、離農する人も増えるでしょう。減反では無く、米価を上げ、差額は国家が保障。国民には「米食べよう」キャンペーンをして、輸入に頼らなくて済むようにする。安全は食料さえ確保してれば生きてはいけます。増税を考えていると聞きますが、減税して経済を活性化すべきです。