参議院議員選挙の焦点 参謀に聞く③

政治家のあり方問う

二宮陣営   ベーシックインカム導入訴え

 候補者以外の第三者が「参謀」として候補者の人となりを語っていただくコーナーですが、二宮候補については、候補者本人の希望により、訴えを掲載させていただきます。
   ◇  ◇
 国民の皆さんから多く聞く「誰に投票してもムダ」「誰がなっても変わらない」という政治の状況を変えたいとこれまでも3回、別府市議会議員選挙にチャレンジしてきた。
 「無所属の個人活動には限界があり、厳しい。国民の意見を聴いてもらえる、NHK党のオーディションに参加して、立候補することになりました」と振り返る。
 大阪生まれで、東京で育ち、民間企業で社会人を経験後、テレビや雑誌等で役者、モデルを務め、30歳の時に父親の実家である別府市内成に移住し、農業を行っていた。現在は犬猫の殺処分ゼロを目指して、猫の保護活動をしながら、夜間にタクシー運転手をしている。
 「日本は、貧乏な人からはしっかり税金をとり、お金持ちからはあまり税金を取らないようにしている。日本人は消費税を増税されても、海外のようにデモや暴動は起こさない。せめて選挙の時に投票に行き、毎回同じ人が当選する事を阻止するだけでもかなり違うのでは」と問いかける。
 国民の生活を支えるため、国民全員に毎月10万円ずつ支給する「ベーシックインカム」の導入を訴える。「私の回りでは、このベーシックインカムという言葉も、このような制度がある事も知らない人が大勢います。日本はバブル崩壊以降、30年以上、不況が続いています。一部のお金持ちと政治家たちが贅沢をし、豪遊しても経済はあまり回らず、この国を牽引するには至らない」と語る。
 また、二宮候補を公認しているNHK党は、「NHKの受信料を払わない人を全国で応援・守る」としている。
 「議員数を増やし、NHK問題にお困りの人のために政党助成金を使う」と公約。
 「国民の皆さんが不安をかかえる事なく、安心して生活ができる国に、NHK党が変えていきます」と力強く語る。
 選挙戦は、ユーチューブで訴えかける方法で展開をしている。