別府親と子の劇場ワークショップ

牛乳パックを再利用した紙すき体験をする参加者

 別府親と子の劇場がワークショップ「やってみよう!紙すきでエコ体験!」を3日午前10時、竹の内公民館で開催し、38人が参加した。別府市、別府市教委が後援、子どもゆめ基金が助成。
 講師は、環境ボランティアグループ「別府ごみ仲間連絡会」(平山れい子会長)の5人が務めた。
 参加者は5班に分かれて、牛乳などの紙パックから取り出したパルプを使って紙すきを体験。参加者は、紙(パルプ)の溶けた水に道具を入れて講師の丁寧な指導の元、紙すきをし、実際に型枠の中に紙が出来ると目を輝かせていた。
 子どもたちが紙すきを行った後は、別府親と子の劇場スタッフや保護者がアイロンを使ってすいた紙を乾かした。その際、紙に金魚などの色紙を置いて彩った。完成した紙は、オリジナルうちわに貼るため、子どもたちは2、3回と楽しそうに紙すきをした。
 女児は「楽しかった。また作りたい」、男児は「紙に絵を描く」とそれぞれ話した。