大分県学童軟式野球選手権の別府予選

各パートで優勝し県大会への切符を手にした、別府大平山少年野球部、
朝日少年野球部、春木川少年野球部、別府鶴見小マリンズ(上から)

 第53回大分県学童軟式野球選手権大会別府支部予選が6月12、19日、7月2日に市営野口原ソフトボールB球場と軟式A球場で行われた。
 14チームが出場し、AからDの4つのパートに分かれてトーナメント方式で試合を行い、各優勝チームが別府市の代表として県大会出場権を得た。
 Aパートの決勝戦は、別府大平山少年野球部と吉弘野球スポーツ少年団。大平山は1回表に4番の井上選手の3塁打で1点を先制するも、吉弘がその裏に連続ヒットと内野の守備の乱れで2点を入れて逆転。大平山は2回に山下選手が本塁打を放ち同点とすると、3回、6回にも1点ずつを入れて再び逆転。6回裏に吉弘も1点を返すも、4ー3で大平山が4年ぶり4回目の優勝で、4回目の代表となった。
 Bパートは、朝日少年野球部と浜脇少年野球部の決勝に。朝日は2回裏に四球とヒットでチャンスを掴むと、7番の渡辺選手のスクイズで2点を先制し、さらに8番の鈴木(蓮)選手のヒットでこの回3点を入れた。浜脇も4回表にヒットと四球で満塁とすると、4番の秦選手がヒットで2点を入れ、6回にもチャンスを作るも、朝日の鈴木投手に抑えられ、3ー2で朝日が3年ぶり2回目の優勝、3回目の代表を獲得。
 Cパートは、別府鶴見小マリンズと南立石ファイターズが決勝で対戦。南立石が3回表、ヒットで1点を先制したが、鶴見小はその裏に満塁から押し出しで1点を返して同点に。4回裏に2番の神鳥選手のヒットで逆転すると、続く久志選手の2塁打でさらに2点を追加。5回裏にも7番の汐月選手のスクイズで1点を入れ、5ー1で鶴見小が3年ぶり13回目の優勝、13回目の代表となった。
 Dパートの決勝戦は、春木川少年野球部と緑丘少年野球部。1回裏春木川は先頭打者がヒットで出塁すると、2番の斉藤選手が本塁打を放つなど、一挙に5点を入れると、その勢いのまま、2回裏にも連続四球や内野の守備の乱れなどでさらに6点を追加。3回裏にもさらに6点を追加。緑丘も3回表に連続ヒットなどで3点を返し、4回表にも9番の荒金選手が2ランホームランを放つも及ばす。17ー5で春木川が5回コールド勝ち。3年ぶり5回目の優勝で、6回目の代表を獲得した。
 優勝した4チームは、8月6日から3日間、別府市民球場などで開催される県大会兼第20回王貞治杯九州学童軟式野球大会大分県予選に出場する。各優勝チームのメンバーは次のとおり(敬称略)。
【別府大平山少年野球部】▽代表・監督=今宮美智雄▽コーチ=上原勇二、大石賢二▽選手=前田悠希(主将)、川嶋星太、井上幸大、伊藤みのり、奥本晴、藤由純大、三原優輝、椰野澪央斗、小柳和海、山下啓太、豊島大和、坂本聖道、鈴木悠緋、三浦大和、渡邊暁斗
【朝日少年野球部】▽代表・監督=鈴木慎也▽コーチ=薬丸功起、米田勝也▽選手=鈴木魁桜(主将)、小山田七星、西原悠真、戸口稜久、米田悠平、米田凌平、鈴木蓮生、薬丸暉到、姫嶋凌士、髙瀨滉太、渡邊燈愛、山下夏輝、吉田琥珀、薬丸慶士、阿部凌大、藤内洸汰、大塚弘章
【別府鶴見小マリンズ】▽代表=福田康介▽監督=亀島功吉▽コーチ=三浦康治、田吹拓寿▽選手=河野颯太(主将)、成井夢聖、伊藤太陽、宇都清志郎、原田大希、田吹來唯斗、福田悠太、神鳥皇海、久志佳大、三浦理一、藤原徹平、小川晄生、河野紫苑、髙尾竜平、百﨑琉貴、汐月瑠哉、長篠匠真、小川琥響、酒井健豊、田吹凜紗
【春木川少年野球部】▽代表・監督=乙津慎太郎▽コーチ=福澤真太、首藤昭嘉▽選手=大友海斗(主将)、高田悠斗、小林壱成、平岡拓也、齋藤翔、工藤善和、福澤小鉄、首藤史朗、藤原逸樹、和哥山藍人、河内颯佑、福澤小粋、三輪謙仁、武田翔真、工藤和希、宮地梓、小山田柊大