別府市126人で過去最多

 大分県と大分市は13日、3947人に対してPCR等検査を行い、14市3町と県外の10歳未満から80歳以上の男女1124人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。2日連続の千人超えで、過去最多。
 県内で療養中の60代2人が亡くなり、県内の死者は169人となった。また▽佐伯市内の高齢者施設▽大分市内の学校2校▽大分市内の医療機関▽豊後大野市内の学校▽大分市内の福祉施設▽別府市内の幼児教育・保育施設でクラスターが確認され、関係者の検査を進めている。
 年代別では、10代169人、10歳未満165人、40代162人、30代140人、50代135人、20代124人、60代99人、70代86人、80歳以上44人。経路別では、家族392人、不明371人、施設101人、学校と職場各66人、医療機関55人、知人38人、会食18人、県外17人となっている。1週間の感染経路不明者割合は30・4%に上昇した。
 別府市の感染者数は、126人。2月4日の109人を上回り、過去最多となった。10代22人、50代20人、20代と40代18人、10歳未満17人、30代14人、60代7人、70代と80歳以上各5人。
 別府市以外の市町等の感染者数は、大分市529人、中津市96人、宇佐市80人、豊後高田市59人、日田市46人、臼杵市40人、佐伯市30人、由布市26人、竹田市20人、日出町19人、玖珠町12人、豊後大野市11人、津久見市10人、杵築市7人、県外5人、国東市と九重町各4人だった。