県地婦連リーダー研修会に330人

180人が出席したリーダー研修会

 一般社団法人大分県地域婦人団体連合会(安部志津子会長)は令和4年度「女性の地域活動活性化支援事業地域活動活性化研修会」「大分県地域婦人団体連合会リーダー研修会」を8日午前10時、ビーコンプラザで開催し、180人が出席、Webで150人の計330人が参加した。
 多様化する地域課題を解決していく仕組みをつくるため、企画力やファシリテーション力の向上を図り、地域活動の活性化につなげることが目的。
 全体のテーマは「女性の地域活動活性化~地域や若い世代とのつながり~」。
 3階国際会議室で、主催者の安部会長が「今年は例年より早い梅雨明けを迎え、連日猛暑が続いています。新型コロナも新しい型で数が増えています。熱中症だけでなく、新型コロナにも気をつけて下さい。まだまだ続くコロナ禍の中、円安や止まることのない物価の値上がりと目まぐるしい社会の変化に戸惑いを感じています。研修会では、しっかり学んで本日来れなかった人に伝えて下さい」とあいさつ、来賓の山崎充・県教育庁社会教育課長補佐(課長代理)が祝辞を述べた。
 続いて、講演として大分県消費生活・男女共同参画プラザの村上美佳子・消費生活相談スーパーバイザーが「悪質商法をちいきのつながりで防ごう」をテーマに行った。
 クーリングオフが出来る取引や期間、方法を紹介した。また、クーリングオフ以外にも出来ることとして「消費者契約法」による取り消しについても説明した。
 その他、被害に遭わないコツとして▽予定にない訪問者は家に上げない▽知らない人からの電話は相手にしない▽もうけ話は疑ってかかる―などを挙げた。
 続いて分科会として▽第1分科会=日出町豊岡地区婦人会による「今、私たちが伝えたいこと~若い世代と探る、新たな活動のかたち~」▽第2分科会=中津地区地域婦人団体連合会による「tsumuguプロジェクト始動!困ったときに婦人会!~公民館との協働で地域と婦人会をもっと元気に~」▽第3分科会=「SNSを活用した広報活動~スマートフォンを使って気軽で楽しい広報活動を~」―が開催された。