おおいた夏の事故ゼロ運動スタート

正門前で学校教職員やPTAが交通指導をした

 「令和4年おおいた夏の事故ゼロ運動」が15日、スタートした。
 初日は別府警察署と大分県立別府鶴見丘高校(阿南典久校長)が協働し、付近の交差点などで登校中の生徒の交通ルールの遵守とマナー向上をめざすアクションでスタート。
 別府署交通課、鶴高教職員、同校PTA(日名子健太郎会長)ら計29人が▽同校正門▽市立中部中学校東側交差点▽鶴見病院下交差点▽テニスコート西側▽石川胃腸科医院下交差点▽東荘園ENEOS下交差点―の6カ所で行った。交差点では、鶴見丘高校の生徒だけでなく、行きかう全ての児童・生徒にも交通ルールの遵守を呼びかけた。
 鶴見丘高校の正門前では、阿南校長ら教職員とPTAが徒歩通学の生徒やヘルメットをかぶって自転車に乗り登校した生徒全員に「おはよう!」と声をかけていた。
 また、交通課員がマイクを使って「きょうから、おおいた夏の事故ゼロ運動がスタートします」「横断歩道は歩行者が優先です。信号が無い横断歩道でも渡ろうとする人がいたら止まりましょう」「道路が濡れているとブレーキをかけたときの制動距離が1・5倍になります。早めのブレーキを」などと鶴高正門前を通る自動車のドライバーにも訴えかけていた。
 また、市内130の主要交差点に県交通安全協会別府支部(地域、職域)や別府地域交通安全活動推進委員ら約300人が参加し、子どもの通学や、大人の通勤を守る早朝一斉街頭啓発活動も行われた。