別府市陸上教室の3人全国へ

県予選を勝ち抜いて全国出場を決めたことを報告した

 別府市陸上協会は22日午後4時半、長野恭紘別府市長に日清食品カップ第38回全国小学生陸上競技交流会(8月19~21日、日産スタジアム)への出場報告をした。大分県からは8人とリレーの1チーム(補欠含め6人)が出場し、うち別府市からは、別府市陸上教室の髙橋朝陽選手(11)=朝日小6年=、梶山恵麻選手(12)=南小6年=、秦あかり選手(12)=同=が出場する。
 県大会は6月に大分市のジェイリーススタジアムで雨の中行われた。髙橋選手は、5・6年生共通男子コンバインドA(80㍍幅跳びと走高跳)で、梶山選手は同女子コンバインドAでそれぞれ優勝。秦選手は6年女子100㍍で優勝し、2回目の全国大会の切符を手にした。
 報告会には、安部一郎市陸上競技協会長、尾野耕一監督と選手3人が出席。髙橋選手は「大会では、緊張して体が堅くなってしまいますが、リラックスして頑張りたい」。梶山選手は「初めての全国大会なので、今の自分のベストを尽くして、頑張りたい」。秦選手は「県代表として悔いのない楽しい走りが出来るように頑張りたい。コロナ禍で大会が開かれることに感謝し、1つでも上の順位を目指したい」とそれぞれ力強く決意表明をした。
 長野市長は「みんなが頑張って素晴らしい成績をおさめることもうれしいですが、ケガなく健康に汗を流す姿を見せてくれるだけで勇気と元気をもらいます。一生懸命頑張れば道は開けると思います。頑張って下さい」と激励し、スポーツ振興奨励金を手渡した。