第7波「ピーク超えた」

 大分県と大分市は6日、4497人に対して、PCR等検査を行い、全市町村と県外の10歳未満から80歳以上の男女1628人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
 1日の新規感染者数は依然高止まりだが、2週連続で前週よりも下回っており、お盆での人の移動の後の感染が落ち着きをみせたとして、県は「第7波はピークアウトした」との考えを示した。引き続き、マスクの着用、手指の消毒、マスク会食など基本的な感染予防対策を続けることを呼びかけている。
 一方で、県内で療養中の60代1人、70代2人、80代3人が亡くなり、県内の死者は306人となった。クラスターは▽大分市内の学校▽豊後大野市内の医療機関▽宇佐市内の福祉施設▽由布市内の高齢者施設で確認され、関係者の検査を進めている。
 年代別では、10歳未満295人、30代257人、40代237人、10代213人、50代162人、20代150人、60代125人、80歳以上98人、70代91人。経路別では、不明848人、家族508人、施設136人、職場51人、医療機関29人、学校26人、知人と県外各14人、会食2人。夏休みを終えて学校が再開された影響か、学校での感染が少しずつ増えている。
 別府市の感染者数は、107人。年代別でみると、30代18人、10代15人、10歳未満と40代各14人、70代11人、50代10人、20代と80歳以上各9人、60代7人。
 別府市以外の市町村等の感染者数は、大分市675人、中津市212人、宇佐市113人、由布市107人、佐伯市79人、日田市74人、豊後大野市45人、日出町44人、臼杵市38人、杵築市28人、玖珠町22人、国東市と九重町各17人、津久見市と県外各13人、竹田市12人、豊後高田市11人、姫島村1人だった。