鉄輪ごよみをパネル展示

10年間に多くの人が詠んだ俳句をパネルにして街中に展示

 NPO法人鉄輪湯けむり倶楽部は23日から、「第1回湯けむり//まちじゅう美術館」を開催する。
 鉄輪愛酎会が鉄輪温泉を訪れた観光客や宿泊客、地元住民から俳句を応募し、年間の優秀作品を句碑や「鉄輪ごよみ」にして懸賞する活動を平成4年から続けていたが、今年度で30年間の活動に終止符がうたれる。
 「鉄輪ごよみ」の30年の作品のデジタル化を計画する中で、「多くの人に楽しんでもらいたい」とパネルにして、街中に展示することにした。湯けむりを背景に「湯ったり、湯っくり、湯治のまち」としてのイメージを強くPRすることで、他の観光地や温泉場との違いを明確化して、観光客や宿泊客の増加やまちの活性化を図るのが目的。
 今回は、「鉄輪ごよみ」の中から、平成5年から14年までの10年間分150枚を大小2種類のパネルにして、共同浴場やポケットパーク、旅館、商店などに展示して「鉄輪は、何かほっとする」風景を創りだす。展示は10月23日まで。
 23日は午前9時半から、オープニングセレモニーを温泉山永福寺前で行う。