大分県の地域福祉推進大会

地域福祉の向上に功労があった個人や団体を表彰した

 第17回大分県地域福祉推進大会が14日午前10時、ビーコンプラザで開催された。
 広瀬勝貞大分県知事は「近年、少子高齢化に伴う人口減少の進行や世帯構造の変化などにより、地域や家庭での支え合い機能が低下するなど、地域社会を取り巻く環境は大きく変化しています。育児をしながら両親の介護にも追われるダブルケアや、学業の傍らで日常的に家族の介護や世話をしなければならないヤングケアラー、高齢の親が無職の子の生計を支える『8050問題』など。世帯が抱える課題が複雑かつ深刻化しています。子どもから高齢者まで、誰もがともに支え合い、人と人とのつながりを感じながら、安心して暮らせる地域共生社会の実現に取り組んでいます。献身的な日々の取り組みのおかげで、人々が安心して暮らせる地域共生社会ができていると深く感じています。今後とも、ご支援、ご協力をお願いします」とあいさつ。
 草野俊介大分県社会福祉協議会長が「福祉関係者、SDGs(持続可能な開発目標)で福祉に関心を持ってもらった企業と密接に連携し、共生社会の実現に向けて取り組んでいきたい」と述べた。
 県知事表彰、同感謝状、県知事賞、県社会福祉協議会長表彰、同感謝状、県共同募金会長表彰、同感謝状、県老人クラブ連合会長表彰を表彰。来賓の御手洗吉生県議会議長が祝辞。
 受賞者を代表して、県知事表彰の佐藤鈴子さん(大分市)が「身近な相談役として地域住民の立場に立って相談活動をしてきました。温かく支えてくれた地域の人や支援してくれた多くの人のおかげです。いつまでも誇りにし、誰にも安全に安心して暮らせる地域づくりをしていきたい」とお礼を述べた。
 引き続き「社会全体のつながりが希薄化する中、新型コロナウイルス感染症の影響も相俟って、孤独・孤立の問題が顕在化している。住み慣れた地域で安心して安全に心豊かに暮らせる社会の実現は、みんなの願いであり、住民やボランティア、NPO、民生委員・児童委員、社会福祉事業や、行政など様々な主体が協働し、地域課題の解決に取り組んでいかなければならない。本大会を地域のつながりを再構築する契機として『子どもから高齢者まで、誰もが共に支え合い、人と人とのつながりを感じて安心して暮らせる地域共生社会の実現』に向けて、一層まい進する」とした大会宣言を採択した。別府市関係の受賞者は明日掲載。