大分都市広域圏の交流大会

真剣な表情で竹鈴づくりに挑戦する子どもたち

 大分都市広域圏加盟自治体(大分、別府、臼杵、津久見、竹田、豊後大野、由布の各市、日出町)は、令和4年度第3回小中学校交流大会を16日午前10時から、別府市立緑丘小学校や市竹細工伝統産業会館で行った。加盟自治体の小学5年生から中学2年生までの38人が参加。
 平成30年度から交流大会を行っているが、新型コロナウイルスの感染拡大で2年間中止をしていた。3回目となる今回は、別府市と日出町が担当。
 午前中は、緑丘小学校体育館でレクリエーションを実施。日出町のシニアリーダースクラブの指導で、体を動かしながら親交を深めた。
 午後からは、伝統産業会館で竹鈴づくりに挑戦。赤と緑の竹ひごを丸く作られた竹の穴から穴に通して、最後に黄色の竹ひごを通してカラフルな竹鈴を作った。竹ひごを通す場所によって人それぞれの模様となる。同じ場所に何度も通すことで穴が小さくなり、苦戦する場面も。自分だけの作品を作り上げ、友達と見せ合っていた。
 別府市から参加した佐藤望羽さん(11)=5年生=は「竹鈴は初めて作ったけど、楽しかった。他の学校の人とレクリエーションで楽しめて、仲良くなれて良かった」と話した。また、館内の竹細工を見学した。
 来年度は臼杵市で開催予定。