別府市の学校給食運営委員会

食育計画の策定に向けて意見交換を行った

 別府市学校給食運営委員会(高松伸枝委員長、11人)は、令和4年度第3回委員会を5日午後4時半、市役所で行った。
 諮問を受けている食育推進計画について協議を行った。計画は、義務教育の9年間を主体として、保育園や幼稚園から自立にいたるまでの期間の計画を含めて策定する。「食べる力=生きる力」を身につけて、全ての基盤となる食育を整えることで学力、体力をさらに向上させ、豊かな心を持った人格の育成を目指したい考え。
 高松委員長が「前回は、食育とはについて話をしました。心身の健やかな成長や食の安全というのがあるが、別府で育つ子にどうあってほしいか、地域独自の柱をたて、市全体で共有したい」と話した。
 委員からは「どうしても茶色の食材になってしまう。四季を感じたり、色彩などについてのキーワードがあると良い」「肥満傾向だけでなく、痩せの方もチェックが必要」「むし歯の保有率高い子は、肥満の子が多く、親子で食育をする必要があるのでは」「地産地消は、日本一美味しい給食につながると思う」「オンラインで色々と出来る時代。調理場とつないでみるとかしてはどうか」「宗教によって食べられない物もあること学ぶこと大切では」など多くの意見が出た。