杉乃井ホテル来年1月に開館

新たな「宙館」のスイート

 別府温泉杉乃井ホテル(鞍馬達也総支配人)は、来年1月26日に開業する新棟「宙館(そらかん)」の宿泊予約の受付をスタートした。
 敷地の中で一番高い位置にある宙館は、天空の上に広がる果てしない宙(そら)をイメージして命名された。全336室で、スイート、ジュニアスイート、デラックス、スタンダード、カジュアルの5タイプの部屋がある。別府湾からインスピレーションを受けた深いブルーの色調を重ねた「青海」、鶴見岳など別府を囲む山をイメージした「森林」、海に映る美しいサンセットの凪をイメージした「夕凪」をテーマにした部屋を準備。各部屋ともゆったりくつろげる空間にした。
 庭園「ソラニワ」は、季節ごとに表情を変え、大分を代表するシイタケ、カボス、アサギマダラのモニュメントを設置。ベンチでゆったりとくつろいだり、子どもはドーム型の遊具で遊べる。
 ロビーの壁面には、世界で活躍する左官職人の久住有生さんが手がけた壁面アートが迎えてくれる。
 また、大パノラマの眺望を楽しめる展望露天風呂「宙湯(そらゆ)」、多種多様な料理が並ぶビュッフェレストランを備える。料金は、シーズンによって違うが、1泊2食付きでカジュアル(2~4人)では、1人1万7500円(入湯税を除く)から。
 予約は、ウェブサイトか予約センター(電話78・8888)へ。