明豊高校看護科の第20回戴帽式

戴帽の儀を28人が行った

 明豊高校看護科は第20回戴帽式を1日午後2時、同校体育館で行い、28人が現場で実習に向かう
 式では、国歌斉唱後、戴帽の儀では真新しいナースキャップを着用、ナイチンゲール像から聖火を手にした生徒たちが「灯火によせて」として一人ひとり決意を述べた。
 続いて、岩武茂代校長が「ナイチンゲールは後に続く人たちに『あなた方は、進歩しつづけない限りは、退歩していることになるのです。目的を高く掲げなさい。2年目も3年目も、またあなたの生涯を通して、この最初の1年に築いた基礎の上に経って、自分を訓練し続けなければなりません』という言葉を残しています。本日、看護師としての第1歩を踏み出した皆さんは、看護師としての基礎をしっかりと身につけてください」と式辞を述べた。
 来賓を代表して、寺岡悌二別府市教育委員会教育長が「皆さんは本日までさまざまな厳しい医療の研修をし、ここにいると思います。そこにはこれまで数多くの素晴らしい卒業生が座ってきました。今皆さんの胸に去来するのは、さまざまなことと思いますが、皆さんを幼いころから大事に慈しみ育てられたご家族の皆さまには、皆さんの白衣姿を見て感激のことと思います。これからも感謝の気持ちを胸に刻み、看護の道を歩んでください」と祝辞を述べた。
 3年生を代表して磨田百可さんがお祝いの言葉、2年生を代表して大塚瑠里さんが答辞をそれぞれ述べた。
 岩武校長、寺岡教育長、二宮滋夫学校法人別府大学理事長、1年生代表の室花禾さん、3年生代表の佐藤菜々美さん、専攻科生徒代表の武澤朋依さんがナイチンゲールへの献花を行った。
 最後に、校歌を斉唱した。