福祉まつりと市民と消防のつどい

地区社協などが出店して賑わった福祉まつり
消防では、子どもたちが放水体験を行った

 「第35回別府市福祉まつり」と「第47回市民と消防のつどい」が6日午前10時、別府公園で開催された。好天に恵まれ、多くの人が訪れた。
 オープニングセレモニーで、長野恭紘別府市長は「福祉まつりと消防のつどいを一緒にするようになって29回目で、親しみのあるイベントになりました。地域福祉では、誰一人取り残さない、みんなが前を向いて元気に歩いていけるようにしていきたい。また、これからは火事が多い季節になります。防災についても考える機会にしてもらいたい」とあいさつ。
 来賓の市原隆生市議会議長が「心豊かに安心して安全に暮らせるのが皆さんの望みだと思います。防災への意識も高めてもらいたい」と祝辞を述べた。
 ステージでは、ひめやま幼稚園幼年消防クラブによる鼓笛演奏、響ウインドアンサンブル、県立別府翔青高校書道部のパフォーマンスなどが行われ、盛り上がった。
 催し物イベントでは、防災物品の展示や福祉団体による出店、フリーマーケットなどがあり、32店舗がズラリと並び、列が出来た。体験イベントでは、放水やちびっ子レンジャーの体験があり、消防隊員気分を味わったり、はしご車、救急車、消防車の車両の前で記念撮影をするなど、子どもたちに大人気だった。参加型イベントでは、防災グッズ作り、昔の遊び体験などを楽しんだ。
 また、この日は「家庭の日」で、別府市青少年健全育成市民会議が「大人が変われば子どもも変わる」運動のチラシやポケットティッシュを配って、啓発活動を行った。