最後の「草本杯」で熱戦を展開

最後の大会となり、あいさつをする草本会長
県内外から多くの選手が参加して白熱した試合を行った

 別府市レディースバドミントン連盟(草本貴美子会長)は3日午前9時、別府市民体育館で「第25回別府市レディースバドミントン大会・第6回草本杯」が開催された。
 同連盟は約40年前に別府市バドミントン協会の設立と同時に、下部組織「家庭婦人連盟」として発展してきた。しかし、最近では、レディース連盟独自の大会の参加数が減少し、試合が出来なくなるなどしたため、今年度で連盟を解散することを決定。今回が最後の大会となり、県内外から112人が参加した。
 開会式は、参加者は観覧席から参加。草本会長が「解散の記念大会にようこそ、参加いただきました。協会と同じぐらいに発足して40数年が経ちました。社会情勢の変化などで女性だけのクラブが少なくなり、夏の大会は参加者が少なく取りやめました。皆さんの協力でここまでこれました。ありがとうございました」とあいさつ。会長から理事4人にサプライズで感謝の気持ちを込めたプレゼントが渡された。
 人吉レモンズの河津香美さん、前田由美さん、榎元砂織さんが「草本先生をはじめ役員スタッフの皆様方、今日の試合に快く送り出してくれた家族に感謝して『一会』『全力』でまい進し、時にはしなやかにかつ、力強くプレーすることを誓います」と選手宣誓をした。
 試合はA~D級、男子の5部門に分かれて、チーム戦でダブルスで、男子はシングルスで行われた。各チームとも、息の合ったプレーで熱戦を繰り広げた。優勝チームは次のとおり(敬称略)。
 ▽A級=ユリ。橋爪尚美(竹田クラブ)野口芳恵(大分フレンズ)岡部秀子(大分レディース)下郡加代子(明野クラブ)鈴木こずえ(大分レディース)宮成利恵(サーティークラブ)▽B級=スピッツ。佐藤招子(大分フレンズ)高橋綾(安岐シャトル)田中みちの(宗方クラブ)河本レイ子(パッションレディース)宮脇陽子(さざんかクラブ)平川泉(東大分クラブ)▽C級=九重山。鹿子木恵子(ドリーム)河床亜美(二ポポBC)寒水芳子(イキイキクラブ)山木和子(明治クラブ)森本紗衣(宗方クラブ)吉良光世(ヴィーナス☆スター)▽D級=メジロン。後藤聡子(宗方クラブ)岩崎久美子(明野クラブ)後藤みか(住吉バドミントンクラブ)久保久美(日吉原BC)▽男子=井上寿久(清瀬病院)