キャノンのラグビー教室

選手と一緒にゲームなどをしながら楽しくラグビーを学んだ

 別府市で強化合宿中のジャパンラグビーリーグワン所属の横浜キャノンイーグルスのラグビー教室が6日午後2時、実相寺多目的グラウンドで行われた。県内のラグビースクールの小中学生約50人が参加した。
 キャノンの岡本芳弘プレジデント兼ラグビー部長が「大分県を第2の活動拠点としていて、別府で合宿をしていますが、とても良い町。食べ物は美味しいし、温泉もあってこんなに良い施設もある。今日は、ラグビークリニックです。一番大事なことは、楽しむこと。選手に積極的に聞いて、一緒に楽しくラグビーをしましょう」とあいさつ。
 松﨑智一別府市副市長は「トップレベルの選手から指導を直に受けられると、楽しみにしていると思います。ラグビーに真摯に向き合う姿勢や、スポーツをするうえでの心構えなどを吸収してもらいたい」と話した。
 年代ごとに3つのグループに分かれて、それぞれのレベルに合わせた練習をした。小さな子どもたちは、タグラグビーや選手との競争でラグビーを楽しむことを伝え、中・高学年には陣取りゲームなどで素早い判断力と体の使い方を、中学生には試合形式で選手のプレーを間近に見て、自分たちの出番以外の時にもパスを教えてもらうなど、積極的に一流の技を学んだ。