郭沫若の詩碑を清掃

一年の汚れを落としきれいになった八仙人彫刻像

 別府市日中友好協会(会長、浜田博前市長)は5日、鉄輪地獄地帯公園にある郭沫若(元中日友好協会長)の詩碑と八仙人彫刻像の清掃をした。
 郭沫若の歌碑は1955年に別府を訪れた際に詠んだ詩が刻まれている。八仙人彫刻像は別府市と友好都市の中国、烟台市の友好都市提携20周年を記念して2005年に烟台市から贈られたもの。
 清掃活動は市日中友好協会が毎年この時期に実施しており、この日は会員10人が参加。水をふきかけてタワシで磨き上げ一年の汚れを落し、ゴミも拾った。
 加藤信康副会長(市議)は「恒例の清掃活動で詩碑も彫刻像もきれいになりました。現在、日中関係は難しい時期ですが、将来を見つめ日中友好に頑張っていきたい」と話している。