扇山町が第50回文化祭を開催

展示された作品を見る来場者ら

 扇山自治会(江藤定信自治会長)は「第50回扇山文化祭」を3日午前10時、同町公民館で開催した。
 新型コロナ感染防止のため、夏祭りに引き続き(株)ウィステリアの協力でアミノエリアによる消毒を行った。
 開会式を、公民館前にある飛田クリニック駐車場ステージ前で行い、江藤自治会長が「開催にあたり、飛田クリニックさんには、この会場の提供をいただきました。今年の文化祭は、3年ぶりの開催となります。そして今回50周年の節目の開催となります。初めての試みとして、より安全で安心に文化祭を楽しんでいただくように、市の許可をいただき、道路を通行止めして歩行者天国としました。時間が許す限り、錦秋のひと時を一緒に楽しい時間と思い出が共有できますことを心より祈念申し上げます」とあいさつ。来賓の長野恭紘別府市長が祝辞を述べた。また、来賓の猿渡久子県議会議員、穴井宏二別府市議、美馬恭子市議ら13人が紹介された。
 2階ホールでは、公民館各教室や個人で作った絵画・書・写真・手芸などを展示した。また、西部地区児童館と鶴見幼稚園も展示された。
 「防災コーナー」では同町防災士による胸骨圧迫とAEDの使い方、現物を展示した非常持ち出し品・非常備蓄品などがあり、多くの来場者が説明を聞いていた。
 2階和室では、バザーがあり、陶器・ハンカチ・ネクタイなどを販売し、来場者は掘り出し物を探した。
 1階駐車スペースでは、婦人部が模擬店を出しており、うどん・そば・ぜんざい・おにぎりを用意。来場者は、おにぎりをほお張りながら、うどんやそばを食べていた。
 また、公民館前を歩行者天国にしており、飛田クリニック駐車場ではくじ引きやりんご飴、チョコバナナの販売を行っていた。
 そのほか、(株)ウィステリア・ドローン教習所さくら別府校の協力でドローンのテスト飛行を行った。