食のコンテストを開催

最終選考に残った8人が料理を作った

 別府溝部学園短期大学食物栄養学科(牧昌生学科長)は「第15回Mizobe食のコンテスト」を11月26日午前9時15分、85年館1階調理室と2階多目的ホールで開催。書類選考の通過者が料理を作り、プレゼンテーションが行われた。今日新聞社など後援。
 今回のテーマは「食のSDGsを考える~減らそう!フードロス~」。フードロス(食品ロス)とは、まだ食べられる状態であるにもかかわらず廃棄される食品のこと。そこでSDGsの17目標のうち「つくる責任つかう責任」に着目し、食材を大切に、フードロス削減に向けたレシピや工夫、アイデアを募集。食のSDGsを考えるきっかけになり、フードロス削減へ向けての一助になることが目的。
 今回は106通の応募があり、書類選考を8人が通過した。
 2階多目的ホールで行われた開会式では、牧学科長があいさつ。その後、8人が1階調理室に移動し、調理を行った。そこで審査員が調理審査をした。午前10時30分から2階多目的ホールでプレゼンテーションと試食審査を行った。
 昼食休憩後、料理研究家で管理栄養士の満留邦子さんが「SDGsなレシピ提案」をテーマにオンライン講演会を行った。
 審査の結果、最優秀賞、優秀賞など9賞が決まり、表彰された。
 結果は、次のとおり。(敬称略)
 ▽最優秀賞=若林絵里(オムレツそうめん、別府溝部学園短期大学)▽優秀賞=平本冴枝子(茶殻のチヂミ、別府溝部学園高校)▽食品ロス削減したで賞=若林絵里(オムレツそうめん、別府溝部学園短期大学)▽大分県栄養士会会長賞=首藤里穂(餃子の皮でお手軽エッグタルト、別府溝部学園短期大学)▽「The・おおいた」ブランド流通対策本部長賞=宇山美優(インスタントラーメンを使って甘くないクレープ、別府溝部学園高校)▽大分県カボス振興協議会長賞=山神志織(KABOSUTOUHU ICECREAM、大分県立日田高校)▽別府市長賞=佐藤遥(豆腐白玉団子、大分県立日田高校)▽JAおおいた賞=淵上愛依(家庭のお悩みお助けシチュー、大分県立別府鶴見丘高校)▽大分合同新聞社賞=長谷川朱代(栗の渋皮ポリフェノールかぼすゼリー~Oita’s hand made food~、別府溝部学園短期大学)