子どもの心身の健康守る

長年、学校医として子どもたちの健康を守ってきた活動を表彰

 別府市学校保健会(会長・岡田豊和市医師会長)は、令和4年度別府市学校保健功労者表彰式を1日午後1時半、市役所で行った。
 学校医、学校歯科医、学校薬剤師として長年尽力した人を表彰している。20年以上の特別表彰の該当者はいない。10年以上の一般表彰として、佐藤裕向歯科医(別府中央小学校、平成24年~)、飛田公博内科医(中部中学校、同)、藤田浩歯科医(別府鶴見丘高校、平成6年~)が表彰された。
 岡田会長が「本来なら、学校保健大会で盛大に表彰したかったのですが、コロナ禍なので。子どもたちは国の宝です。現在は、治療から予防医学へと変わっており、学校医は最初のゲートキーパーであり、大切な任務です。子どもたちのために、これからも頑張ってもらいたい」。
 寺岡悌二教育長は「長年にわたり、学校保健の推進にご尽力いただき、ありがとうございます。子どもを取り巻く環境は多様化、複雑化しています。専門家の皆さんのおかげで、心身とも元気で学びを続けられています」とそれぞれあいさつ。出席した佐藤さんと藤田さんに表彰状と記念品が贈られた。
 受賞者を代表して、藤田さんが「学校保健活動は、次世代を担う子どもたちのために有意義なものです。これを機に子どもたちのためにますます精進していきます」とお礼を述べた。