ウクライナ避難者へ150万円寄付

チャリティーコンサートの益金を
ビューティフル・ワールドに寄付(写真は実行委員会提供)

 ウクライナチャリティーコンサート実行委員会(白川深雪委員長)は13日、ウクライナからの避難者を支援している、NPO法人ビューティフル・ワールドに対して、益金150万円を寄付した。
 ロシアからの侵攻で母国を追われ、異国で生活するウクライナからの避難者に「音楽で心を1つにして、ステージから平和を願い、支援の気持ちを届けたい」と「ウクライナ避難民支援チャリティーコンサートin北九州」を1月29日に北九州市芸術劇場大ホールで開催した。52組・約400人が出演。ウクライナの避難者10人を招待するなど、音楽を通じて楽しい時間を過ごした。
 出演者約400人の参加料と来場者約900人の入場料を合わせて、寄付をした。
 贈呈式は、避難者が暮らす市営住宅の集会所で行われ、白川実行委員長らが出席した。NPO代表の小野ヤーナさんは「入国できずに困っている避難者のために活用したい」と話した。実行委員会メンバーは、治療費の問題や避難者が他国で抱える課題について話を聞き「わずかだが、光が当たっていない困っている人たちの役に立てれば」とした。