別府市退職校長会の顕彰事業

表彰を受けた廣畑さくらさん(前列中央)

 別府市退職校長会(恵美健二会長)は令和4年度顕彰事業の表彰式を14日午後1時10分、市立北部中学校で挙行した。
 表彰を受けるのは、2年生の廣畑さくらさん(14)。県人権ポスターコンクール県最優秀賞、社明運動作文コンテスト県優秀賞を受賞。
 表彰式では、賞状と記念品を授与した恵美会長が「他校からも多くの人が推薦されていましたが、社明運動の作文や人権のポスターが素晴らしい成績だったため、顕彰したいとし来ました。人権を大事にする社会ということになっており、人権は人間が作ったものであり、その人間が作ったものは忘れてしまうものかもしれません。あなたが出した作文やポスターで改めて思い出すことができると思います。残りの中学校生活も頑張ってください」とあいさつした。
 亀川義徳校長は「今回の受賞を聞き、本人の努力と才能を見ていただいたことに本人とご家族が大変喜んでいます。今後、学校の中で表彰することで全校生徒も喜びを分かち合えると思います。今回、個人と北部中学校の良いところを顕彰していただいたということで、ありがたく思います」と感謝を述べた。
 記念撮影後、廣畑さんは「自分よりもすごい人たちがいる中で、このような賞をいただけて嬉しい気持ちです。作文は、社会を明るくするために自分がどのようなことができるのかなどを考えて、書きました。ポスターは、一目で明るい気持ちになれるように仕上げました。今後は、作文やポスターはもっと伝えられるものがあると思うので、工夫していきたいと思います」と話した。