南高架下シャッターアートをお披露目

大同窓会実行委員会から依頼を受けてシャッターアートが別府大学
国際言語文化学科芸術表現コースが完成させた

 別府大学国際言語文化学科芸術表現コースの学生が制作した「JR別府駅南高架下『べっぷ駅市場シャッターアート』」のお披露目式をこのほど、同所で開催した。
 昨年10月18日から11月26日にかけて実施された「別府市民・学生大同窓会WELCOM BACK!BEPPU~まっちょったで~2022」において、実行委員会から依頼を受けて「電車・駅」をテーマにしたシャッターアートを同コースが2つ制作した。
 南高架下は時代の流れと共に空き店舗が多くなっており、現在は半数以上がシャッターを下ろしている状況。昨年9月下旬から同コースの発展演習を受講する学生たちがデザインを考案。学内選考を経て、手嶋茜さん(2年)の「電車が温泉で癒される」と手柴杏さん(2年)の「夕焼けの別府の空を走る青のソニック」が選ばれた。
 昨年11月3日から制作に取り掛かり、土曜日や授業外の時間を使いながら約1カ月後の12月12日に完成した。また、同大学以外にも別府市在住のアーティスト東智恵さんの作品や大同窓会期間中に高架下を訪れた地元や観光客の皆さんが自由に絵を描いた作品もある。
 お披露目式は、別府大学広報室の森山智晴さんが司会進行をし、経緯説明を行った。大同窓会実行委員会2人、学生7人、同学科の甲元隆則准教授と金孝源准教授の教員2人、職員1人が出席した。
 「電車が温泉で癒やされる」をデザインした手嶋さんと金准教授、「夕焼けの別府の空を走る青のソニック」をデザインした手柴さんと甲元准教授が、なぜこのデザインにしたのか、工夫したところ、やってみての感想などを述べた。
 その後、手嶋さんと手柴さんがそれぞれのシャッターの左下にサインを入れた。