朝日中学の同窓会入会式

3年生を前に「出前授業」をする浜田博前市長

 卒業式を前に別府市立朝日中学校は2月28日、3年生166人の同窓会入会式を行い、同窓会長の浜田博前市長(84)が「出前授業」をした。
 式は体育館であり、古田展久校長があいさつした後、浜田前市長が登壇。「166人の絆を仲よく、しっかり大切に育ててほしい」と切り出し、朝日中学は鉄輪温泉地帯の真ん中に位置すると指摘。別府八湯の一つ一つを紹介した上で「温泉湧出量は米国イエローストーンが世界一で別府は2位。しかしイエローストーンは山の中にあり、人が入りに行けない。人が入浴する温泉としては別府が一番。1分間に8万3千リットルの湧出量があり、1日に湧き出す温泉は25メートルプール200杯分に当たります」と別府温泉の豊富さを説明した。
 油屋熊八の功績も説明、別府市民憲章の「美しい町をつくりましょう▽温泉を大切にしましょう▽お客さまをあたたかく迎えましょう」を実行しようと呼びかけた。
 最後は「別府に住んでいる人、別府で育った人は、ふるさとの宝を知らない。この出前授業で別府の素晴らしさに気づいてほしい。高校、大学に進学して別府を離れるかもしれないが、将来は必ず戻って来て親孝行する、地元のため頑張ろうという気持ちを持ってほしい」と締めくくった。
 生徒たちは「卒業の歌」を合唱して浜田同窓会長に感謝の気持ちを表わした。
 朝日中の卒業生は今年の3年生も含めて1万4205人となる。