大分県知事選挙スタート

 統一地方選挙のトップを切って23日、大分県知事選挙が告示された。
 正午現在で届出順に、安達澄氏(53)=無所属、新=と佐藤樹一郎氏(65)=同=が立候補した。
 各陣営ともに朝、出陣式を行い激戦がスタートした。24日からは、期日前投票もはじまり、4月9日に投票、即日開票される。各陣営の第一声を紹介する。

大分県を一緒に作ろう

安達澄県知事候補が別府で演説

「惰性を断つ」と訴える安達澄県知事候補

 元参議院議員の安達澄候補は午前9時、田の湯町の別府事務所前で出陣式を行い、多くの支援者が集まった。
 選対本部長の江藤稔明氏が「県民に寄り添って声をかけていくことが出来るのが安達澄です。これから17日間、緊張感をもって頑張っていきます」とあいさつ。
 支援者の拍手の中、安達候補が「この選挙は、政党や組織ではなくて、本当に県民一人ひとりと大分県を一緒に作っていく選挙であり、県政にしていく」と第一声。
 「私はどこの政党にも推薦を求めていません。一部の政党、人らが大分県の新しいリーダーを決めるのはおかしいと思う。決めるのは県民一人ひとり。また県庁にも民間の発想や感覚が必要と思います。前例主義ではなく、県民の困りごとを一緒に解決のために動いていくようにしたい。現場の声、知恵、汗を私がしっかりと受け止めて、大分県を皆さんが暮らしやすい県にしていく。リーダーが誰を向いて仕事をするのかが大切」と訴えた。
 最後に木本正一車両長の発声で「頑張ろう」を三唱し、拳を振り上げた。

行政経験生かし発展を

佐藤樹一郎候補が第一声

第一声で思いを語る佐藤候補

 佐藤候補は午前8時半、大分市の祝祭の広場で行い、多くの支持者が集まった。
 姫野清高選対本部長が開会のあいさつ。
 茂木敏充自民党幹事長が「大分市長を2期8年務め、産業振興のプロとして、佐藤さんを自信と責任をもって推薦している。新しい社会の実現に情熱を燃やすリーダー。インバウンドも着実に戻ってきている。佐藤さんを先頭に様々な事業に努めてもらいたい」と激励。
 広瀬勝貞知事から「安心、安全、輝く未来の創造に向けて、必ず当選してほしい」とのメッセージが紹介された。
 佐藤候補は「皆さんのおかげで今日を迎えることが出来た。広瀬知事が20年間、県民のために県政を引っ張ってくれました。これまでの県政をまず継続、継承し、大きく発展をさせていく役割を私に担わせてもらいたい。行政を経験し、18市町村の首長と課題や悩み、解決策を共有してきた経験は、広域行政のために役立たせることが出来ると思う」
 「様々な課題に国、県、18市町村、様々な活動をしている皆様と一緒になってつなぐ力で対処していくことが望まれている。県民に選んでもらえるように、全力で走り抜けていきたい」と決意を述べ、出発した。