ヴェルスパ大分今季初勝利

倒れながら2点目を決めた直後の半田選手(右)

 第25回日本フットボールリーグ(JFL)の第3節が26日、各地で行われた。
 ヴェルスパ大分は午後1時、レゾナックサッカー・ラグビー競技場Aコートで、ブリオベッカ浦安を迎え、2―1で今季初勝利をホームで飾り、勝ち点3を獲得した。
 時折雨が降り、強い風が吹く中で行われた。会場には478人が訪れ、それぞれのチームに熱い声援を送った。
 試合は、前半21分、ゴール前で相手のこぼれ球を大分の半田航也選手がゴールを決めて先制。28分にも、半田選手が倒れながらも右足を伸ばして2点目を入れた。浦安も31分に右サイドからのパスを受けた村越健太選手がドリブルで持ち込み1点を返した。
 後半になると、浦安が積極的に大分ゴールを攻めたが、キーパーの姫野昂志選手が好セーブをみせ、得点を許さず、大分が1点差を守り抜いた。
 試合後のインタビューで、山橋貴史監督は「選手が、最後まで諦めずに粘り強く戦ってくれた。皆さんの声援が選手たちを元気づけ、最後まで戦う気持ちを奮い立たせることが出来た」とファンへ感謝を語った。
 この日、2ゴールを決めた半田選手は「初スタメンで、得点でチームに貢献したいと思っていた。J3への昇格、JFL優勝を目指して、一喜一憂せず、一丸となってやっていきたい」と意気込みを見せた。
 第4節は、4月1日、アウェイの都農町藤見公園陸上競技場でミネベアミツミFCと対戦する。次のホームゲームは、4月9日午後1時から、レゾナックサッカー・ラグビー競技場AコートでFCマルヤス岡崎を迎えて行う。